かわいいハムスターですが、ぜひ赤ちゃんが欲しいということもあるでしょう。では、いったい生後どのくらいの期間に繁殖が可能なんでしょうか。繁殖を望むのであれば、どのようにすればいいのでしょう。飼い主としての心構えはどうでしょうか。

また、望まない妊娠を防ぐためにオスとメスを生後どのくらいから別に飼育したらいいんでしょう。そして、発情による性格の変化はいつ頃から出始めるのでしょう。

今回はそんなハムスターの繁殖について見てみましょう。



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繁殖期(適齢期)について

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まずはハムスターのライフサイクルを人間の年齢と比べて見てみましょう。

 

ハムスター人間
幼齢期10日1歳
20日3歳
1ヶ月5歳
1ヶ月半10歳
青年期2ヶ月18歳
4ヶ月24歳
6ヶ月28歳
1年34歳
老齢期1年3ヶ月40歳
1年6ヶ月52歳
2年74歳
2年5ヶ月94歳

 

上の表を見ていただければわかるように、ハムスターの成長は非常に早いです。

ハムスターの繁殖は生後2,3カ月~1歳ほどの期間です。この期間にオスとメスを同じケージで飼育している場合、気が付けば子供が増えているということもあります。1歳以降は高齢出産になり、リスクが高くなるので控えたほうがいいです。中には、2歳を過ぎての超高齢出産をする場合もありますが、非常にリスクが高く、死に至るケースもあります。

繁殖力について

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ハムスターの繁殖力というものは想像以上で、その名の通り「ネズミ算」式に増えてゆきます。一度に10匹ほど生まれるため、繁殖の管理をせずに衣装ケースなどの中でオスとメスを飼育していると、気が付けばあふれてしまうほどに急増してしまいます。

ハムスターの飼育(繁殖)は飼い主さんの計画性が必要です。飼育可能スペースはあるのか?飼育に必要な費用は大丈夫なのか?誰か貰い手があるのか?などをよくよく考えて、飼い主として責任をもって繁殖に向き合いましょう



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繁殖方法と繁殖に必要なもの

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巣箱は母と子供が生活するのに十分な広さのあるものを用意してあげましょう。繁殖用に特別な床材(巣材)を用意する必要はありませんが、清潔で十分な量の床材(巣材)を用意してあげましょう。

まずは、オスのいるケージにメスを入れてあげます。発情のタイミングが合えば、オスがメスを追いかけ交尾が始まります。交尾の時間は30分~1時間ほどです。交尾が終わったらメスを元のケージに戻してあげましょう。もしもオスとメスの気が合わず、ケンカをするようであれば無理をせず、すぐに離してあげてください。

メスが発情期であるかどうかは背中を尻尾のほうまで撫でるようにしてあげると、尻尾をあげてじっとする姿勢をとるので判断できます。

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ハムスターの交尾はほぼ100%の確率で妊娠へとつながります。妊娠初期の母ハムスターには、お腹が大きくなる、動きがゆっくりなるなどの症状が見られます。出産に関しては、出産頭数は多いものの自身で対応出きるので人間の手助けは無用です。この時期の母ハムスターはとてもナーバスになっているので、気になっても無理に抱き上げたり、巣箱を覗くなどはしないようにしてあげましょう。

 

ハムスター037

 

妊娠期間は、ゴールデンハムスターではおよそ2週間、ジャンガリアンハムスターなどのドワーフ系では3~4週間です。赤ちゃんは生後3週間ほど(人間でいう3歳くらい)で親と同じ餌を食べられるようになりますが、硬い餌は水でふやかしてあげる工夫をしてあげます。さらに生後1ヶ月(人間でいう5歳くらい)で離乳できるので、母ハムスターと離してあげても大丈夫です。

 

母ハムスターは妊娠、出産、育児の繁殖活動中に人間の気配を感じるとストレスを感じ、自分の子供を殺してしまうこと(子食い)もあるので注意が必要です。妊娠中、または出産後最低でも3週間の間は、飼い主さんは餌と水の補充の必要最低限のお世話に徹してあげましょう。繁殖中の飼育環境では、多少の汚れは放っておきます。むやみに掃除をすると母ハムスターのストレスとなるので、大きな目立った汚れがあれば取るくらいで十分です。

繁殖のときに人間が気を付けること

上でも述べたように、繁殖期間中の母ハムスターは非常にナーバスになっています。飼い主さんがやるべきことは必要最低限な清掃と、餌・水の用意だけにしましょう。また餌は低カロリー、高たんぱくのものを少量ずつ混ぜてあげます。煮干しや小動物用ミルクや動物用チーズ、鶏肉のささみ、豆腐などです。

繁殖期間中はオスの存在もストレスとなるので別にしてあげます。異なった品種のハムスターの交配や、高齢のハムスターの繁殖、特殊なカラー(アルビノ)などの繁殖に関しては、死産や奇形、子食いなどの危険を伴いますので回避したいものです。

雄雌の相性などについて

ペットショップから購入する際に、オスメスのペアで購入する事も少なくはありません。ですが、ハムスターにも相性というものはあるもので、ずっと同じケージで暮らしていても繁殖につながらない場合もあります。この場合、このペアでの繁殖をあきらめ、そのまま仲良く生活をさせることを選ぶか、オスメスのいずれかを新たに買い足し、別のペアでの生活をスタートさせてもいいでしょう。

お見合いをさせる場合は経過をよく観察してあげて、ケンカをするようであれば無理をせず離してあげましょう。

繁殖によるリスクと注意点

繁殖によって、飼育頭数が増える事でそれまで使用していたケージが手狭に成ることや餌不足が起こる場合があります。縄張りのルールが乱され、中にはストレスから子供をいじめてしまうハムスターも出るものです。

ハムスター同士のトラブルを回避するためにも、生活環境、餌、運動器具などが不足していないか、小さなハムスターが攻撃をされていないかを気にしてあげましょう。

また、繁殖を望まないのであれば、生後1ヶ月~2ヶ月以降はオスとメスは必ず分けて飼育するようにしましょう。必要であれば、ケージをさらに増やすことも必要です。繁殖によって増える飼育スペースと飼育コスト。飼い主が責任を持って最後まで面倒を見られるように、しっかりと考えて繁殖に向かうことが重要です。

 

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