現在ではテレビやペットショップ、量販店でも当たり前のように見かけるほど、すっかり人気のペットとしての地位を確立しているハムスター。そんなハムスターはいつ、どんなふうに人間に飼われるようになったのでしょうか。そして日本ではどのようにペットとして認知されていったのでしょう。

今回はそんなハムスターの歴史をちょっとのぞいてみましょう。



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ハムスターのペットとしての歴史(世界編)

世界古地図

 

そもそも野生種として生きてきた「ネズミ」がなぜペットとして品種改良され、ペットとして人気を博すまでになったのでしょうか?ハムスターという動物はとても繁殖力が強く、世界中で生息していることから、ペットとなった由来や起源にも諸説あります。

中でも、有力とされている説は “1930年にシリアで捕獲された1匹の雌とその12匹の仔の子孫が繁殖し(近親交配)、世界中に広まったものである” というものです。当時すでに、野生のゴールデンハムスターは絶滅の危機にあった事から、ペット用、実験用とし幅広く繁殖が試みられたそうです。

その後、1956年にゴールデンハムスターが「風邪」に感染することが発見されると、医薬の研究に大いに貢献すると注目を集め、実験用動物としての立場を確立したそうです。

ハムスター033

また、ヨーロッパやオセアニアでは日本よりだいぶ早い時点からペットとしての飼育が定着しており、品種も多様化しています。1990年代後半にはロンドンの動物園で繁殖が行われ、ペットとして一般的に販売されたことから「ペットとしてハムスターを飼う」ことの普及が急速に進んだとも言われています。イギリスでは犬猫の飼育に厳格な決まりがあることから、手軽に飼えるペットとして人気を集めたとも言われています。

海外では、その後も安定した人気を誇り、ハムスターの品評会などのイベントも開催されるほどになっています。



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ハムスターのペットとしての歴史(日本編)

日本古地図
出典:https://ja.wikipedia.org/

 

日本では16世紀頃、うさぎがオランダから持ち込まれ、毛皮や肉として扱われ、家畜として飼われていました。その後、江戸時代にモルモットもオランダから持ち込まれて注目が集まり、上流階級を中心に愛玩用(ペット)として飼われるようになりました。このような変遷の中で、うさぎもモルモットも家畜ではなくペットという扱いをなされるようになっていきました。そして、日本でも様々なペットが飼われていくようになる中、現代の日本の住環境などの面からも小さなスペースで飼育可能なハムスターが人気を拡大していきました。

ハムスターを飼う事が注目され始めて、まだ40年ほど、ペットショプにカラフルな用品が並び人気のペットとなってからは、まだ20年ほどしか経っていないと言われています。

日本では、ハツカネズミなどの実験用動物というイメージが強く固定化されていたこともあり、なかなか大きなブームにはならず、ごく一部の愛好家による飼育が長年続きました。しかし、2000年放送のテレビアニメ「とっとこハム太郎」をきっかけに子供たちを中心に一大ブームが巻き起こりました。ブームに波はあるものの今なおハムスターブームは続いています。最初の子供たちを中心としたブームの後、現代の生活環境も反映され一人暮らしでも飼えるペットということで、今度は若い女性を中心にブームが起こっています。

 

ちなみに、「ハムスター」という名称はドイツ語の「買いだめする、溜めこむ」という動詞ハムスターン(独: hamstern)から来ているそうです。ほお袋にこれでもかというくらいたっぷりと餌を溜めこんでいる姿はハムスターのかわいらしさの一つですが、実際にはそんなやや皮肉を込めた言葉が由来になっているそうです。

 

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