ハムスターの寿命はおよそ2~3年と非常に短く、その寿命の短さに驚かれる人も多いものです。ですから、一緒に暮らしている間はお互いに「いい関係」を築きたいものですし、短い一生となるハムスターには出来る限り長く、幸せに過ごしてもらいたいですよね。

短い寿命のハムスターに少しでも長生きしてもらうためにはどうしたらいいのでしょうか。今回はハムスターの寿命について少し見てみましょう。



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ハムスターの寿命はどれくらい?

ハムスターのライフサイクルを人間の年齢と比べてみると下の表のようになります。

ハムスター人間
幼齢期10日1歳
20日3歳
1ヶ月5歳
1ヶ月半10歳
青年期2ヶ月18歳
4ヶ月24歳
6ヶ月28歳
1年34歳
老齢期1年3ヶ月40歳
1年6ヶ月52歳
2年74歳
2年5ヶ月94歳

 

上の表からもわかるように、ハムスターの成長は非常に早く、生後1年半ともなると老齢期になります。そしてハムスターの寿命は、一般的には2~3年とされています。飼い主さんたちの声を聞くと、平均すると2年ほどというのが一番多いようです。

ハムスターをペットショップから購入する際には、「誕生年月」が分かるペットショプからの購入をおすすめします。ペットショップの中には、自家繁殖という名目で飼育を行い、大きな衣装ケースで繁殖の管理も行わずに多数のハムスターを飼育し、子供が生まれたらそのまま販売しているショップもあります。

この場合、せっかく「かわいい」と思い購入したものの、実はもう寿命が終わりに近づいてしまっているハムスターも混在しています。せっかく、家族に迎え入れたのに早すぎるお別れとなってしまうのでは、気持ちの整理もつかないものです。

ですからペットショップで購入する場合は、販売しているハムスターの誕生年月を管理しているお店かどうかチェックしてみましょう。ハムスターの寿命はとても短いということをよく理解し、信頼のおけるペットショップから購入しましょう。

寿命をのばすためにしたほうがよいこととは?

ハムスターの寿命を延ばす秘訣は、①食事、②飼育環境、③事故・怪我、④ストレスの4つに大きく分けられます。寿命を延ばす“秘訣”と書きましたが、飼い主さんが当たり前の飼育管理をしっかりしてあげることができるかどうか、だと思います。

 

① 食事

ハムスター021

 

ハムスターの適切な食事量は体重の5~10%です。もちろんこの5~10%の食事がカロリーたっぷりであれば肥満にもなりますし、栄養が偏っていればいろいろな病気にもなってしまうでしょう。

ハムスターの飼育では基本的にペレットを与えます。ペレットはもともと必要な栄養分を考慮して作られていますので、これを主食として与えます。飼い主さんたちから評判がよく、おすすめなのは『ハムスターセレクション』というペレットです。

おすすめ!

 

基本的にはペレットだけでも必要な栄養は得られます。ただ、毎回同じ餌ではハムスターも我々人間と同じで楽しくないでしょう。ですからバラエティーに富んだ様々な餌も与えていきましょう。動物の寿命にはストレスが非常に大きな影響があるので、ハムスターの好む餌をたまに与えてあげることは精神的にもいいはずです。

 

ハムスター038

 

ペレット以外の餌としては煮干しやミックスフードや穀物類、たまには低カロリーで高たんぱくな動物用チーズや嗜好性の高い植物の種(ひまわりの種など)を与えます。これらは数日に一度(週に1,2度)程度にしておきましょう。あまりにも栄養過多になるとやはりハムスターでも肥満になり、寿命を短くしてしまいます。

 

② 飼育環境

衛生面を管理してあげることは病気の予防になり、寿命を長くする重要なファクターとなります。不衛生な環境では細菌性の病気にかかりやすく、特にハムスターの場合は皮膚炎や外耳炎などの衛生環境の悪化による病気が非常に多いです。

衛生環境の悪化は、単純に細菌が繁殖しやすい環境であることに加え、環境の悪化からくるストレスによる免疫力の低下も影響することでなおさら細菌にかかりやすくなってしまいます。よく知られているウェットテールを発症した場合は数日のうちに死亡してしまう可能性もありますし、細菌性の病気なので他のハムスターにも感染させてしまう可能性もあります。

 

ウェットテール
出典:http://rohdea.com/

 

温度と湿度の管理も重要です。「ストレスの少ない快適な暮らし」は長生きの秘訣です。

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③ 事故・怪我

小さなハムスターにとって、思わぬ事故や怪我が命取りになってしまう場合もあります。ケージの網の隙間に足を挟んでしまった、回し車に足を絡めてしまった、同居のハムスターに攻撃され怪我をしてしまったなど、ハムスターの飼育では怪我をしてしまう機会が実は非常に多いものです。

怪我をしてしまった場合、ハウスの中に隠れてしまったり運動を控えるようになるので、なかなかすぐに怪我を見つけてあげられなくなってしまいます。さらに、怪我を発見してもハムスターのような小動物の場合、診察を依頼できる病院がまだまだ数が少ないのが現状です。

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ですから日頃からケージの破損やゆがみが無いかをこまめにチェックしてあげましょう。また、ケージの中や出入り口に大きな段差があればなくしてあげましょう。さらに、いざという時の為に前もって病院を探しておく必要があります。怪我や病気になってから慌てて病院を探すものの、なかなか見つからずに手遅れになってしまうケースがとても多いので注意しましょう。

また、多頭飼いする場合、相性の悪いハムスターがいれば「いつか仲良くなるかも…」と甘く見ないで無理をせず、すぐに離してあげましょう。見た目はかわいいハムスターですが、時にはケンカによって致命傷になるほどの傷を負わせてしまうこともあります。お互いがのびのび暮らせるように別のケージで飼育してあげましょう。

 

④ ストレス

ストレスというのはハムスターだけでなく、フェレットなど他の小動物においても寿命に大きな影響があるとされています。ハムスターであれば先天的な病気がないにもかかわらず、2年以内に亡くなってしまうようであればなんらかのストレスによるものだと考えてよいでしょう。

ストレスの原因はたくさん挙げられます。実は上の①~③(食事、飼育環境、事故・怪我)で述べてきたものはすべてストレスの原因となるものです。さらに飼育環境では他に音、光、振動などもストレスの原因となることがあるでしょう。また、飼い主の接し方自体がストレスの原因となることもあります。

小動物というのは自然界では弱い存在です。そのため外敵から身を守るため、基本的にその防御本能からとても神経質な一面があり、ストレスに対して非常に敏感な生き物です。

 

ハムスター039

 

愛するハムスターに長生きしてもらうために、いかにストレスが少なく過ごさせてあげるかが飼い主さんの務めとなります。ですが、あまり難しく考え過ぎて、飼い主さんが委縮しちゃってもいけませんね。ハムスターと飼い主さんがお互いに幸せに過ごせるように、飼い主さんが飼育の知識を積極的に吸収していきたいものです。

 

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