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フェレットのしつけはとても大事なことです。どんなに大人しいとされているフェレットでも、成長する中での飼い主さんとの接し方によって、まったく手に負えない状況になってしまうこともあり得ます。このような状況は、フェレットにとっても飼い主である人間にとってもストレスがありよい状況とは言えません。人間とフェレットが共に生活する中で、幼少期のしつけをしっかりしていくことはとても大切なことになります。



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フェレットのしつけは具体的にどんなものがあるのか

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フェレットは非常に賢い動物です。なので、飼い主の絶えまぬ努力があれば芸も覚えることだってできますが、まずは日常生活のしつけです。犬や猫と同様にトイレのしつけができます。これは必ずしないと不衛生です。そして、名前を呼ぶと走って向かってくるといったしつけもできます。あとは噛み癖を全くなくすことも可能です。中にはケージの中で暴れて困るという飼い主さんの声が多く聞かれますが、これもしつけや環境の整備次第で直していくことが可能です。すべては飼い主さんの努力次第ですので、頑張っていきましょう。

フェレットのしつけの方法

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まずペットショップ等でお迎えをしたフェレットは幼少期であればあるほど何もしつけがされていません。ですから、ベビーフェレットのしつけは飼い主さん次第ということになります。大人のフェレットでもしつけが可能ですが、個性による部分も大きく、なかなかしつけが進まず、根気がいる作業となります。焦らず、無理をせず、ゆっくりとしつけをしていくことを心がけましょう。

トイレのしつけ

フェレットは生まれつき嗅覚が優れており、目は夜行性の為ほんの少し見えづらいといったことを耳にしたことがあります。中でも、「アルビノ」という体が真っ白で目が赤いフェレットは目があまり見えていないということもあります。ですので、お迎えをした日に必ずやってほしいことはトイレの位置と給水ボトルの位置を覚えてもらうことです。

フェレットは隅に排泄する習性があります。これを利用して、トイレをケージや部屋の角に置いてしつけをしていきます。トイレのしつけは3つのパターンがあります。

  1. ケージ内でトイレをさせる
  2. ケージ外(部屋)でトイレをさせる
  3. トイレの時だけケージに戻ってさせる

 

ケージ内でトイレをさせる場合

トイレとそれ以外の場所を対角線上に設置する。または4隅にそれぞれ寝床、水、餌、トイレを設置するという方法があります。

トイレ図001

または、

トイレ図002

 

ケージ外(部屋)でトイレをさせる場合

部屋の4隅にトイレを設置しておき、気に入ってくれたトイレのみ残してあとは片づけるというもの。

トイレ図003

↓気に入ったトイレだけ残す

トイレ図004

 

トイレの時だけケージに戻ってさせる場合

ケージの外で十分に遊ばせて、そろそろトイレかなという時にケージに戻してあげて、無事にケージ内でトイレができたら褒めて外に出してあげます。これを繰り返しているうちにフェレットが自らケージに戻ってトイレをするようになります。

 

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フェレットにトイレを覚えてもらう|トイレのしつけ方
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噛み癖のしつけ

フェレットは、新しくお迎えして家(飼育環境)に慣れるまであまり遊ぶのは控えた方がいいと言われています。それは人間に恐怖心を覚えてしまわないようにといった理由です。最初の数日は、ケージから出してあげて家の臭いを嗅がせてあげることから始めてください。抱っこをした際やケージから出している間に必ずと言っていいほど噛んできます。そういったときにしつけをしてあげてください。

フェレットが噛む理由として、主に以下の3つが考えられます。

  1. 遊びの延長で興奮して噛む
  2. 威嚇や恐怖からの攻撃として噛む
  3. 暇だからいたずらで噛む

 

遊びの延長で興奮して噛む場合

まずは興奮してきたら一旦その状況から離脱させてクールダウンさせてあげましょう。ここで甘噛みのままでもよしとして続けてしまうと、後になって「人を噛んでも大丈夫」という認識が固定されてしまいます。そうなる前にその状況から離脱(ケージに戻すなど)させてあげます。それでも強く噛んでくるようであれば、「人を噛むと嫌なこと、びっくりすることが起こる」ということを覚えさせる必要があります。方法としては、「こら!」「ダメ!」と大きな声で言ってあげること、または大きな音を立てることです。

このとき名前で叱ることはしないようにしましょう。名前を呼ばれる=嫌なことが起こる という人間側からすれば間違ったことを学習されてしまい、名前を呼んでも近寄らなくなる可能性があるからです。叩いてしつけるというのは逆に興奮させてしまったり、恐怖による攻撃性を高めたり、信頼関係にもよい影響が期待されないのでおすすめできません。

また、遊んで噛む時は遊び足りないのが原因となることが多いです。ですから、おもちゃなどでたっぷりと遊ばせてあげて、噛む機会を減らしてあげましょう。十分に遊んでストレスも発散していけば噛むということが減っていくことでしょう。

 

威嚇や恐怖心からの攻撃として噛む場合

注意したいのがこの威嚇や恐怖により噛むという行動です。特に新しい家にお迎えして、新しい環境に慣れていないときにありがちなことです。そんなときは無理にコミュニケーションをしようとせずに、まずは新しい環境に慣れてもらうことを最優先しましょう。何か攻撃的なことをされたとしても、叱ったりせずに飼い主側が冷静に対処しましょう。ここで怒ったり叱ったりしてしまうと、かえってフェレットを興奮させ環境に慣れるのを妨げてしまいます。

環境に慣れ、信頼関係もできてきたにもかかわらず、噛んでくるようであればしつけが必要になります。そのときは、1の場合と同じようにしつけてください。ただし、しつけをするのはあくまでも信頼関係ができてからにしましょう。そうでなければ逆効果になってしまいますので注意しましょう。

暇だからいたずらで噛む場合

単純に暇だから噛むという場合は、噛むものを片づけたり、環境を整えてあげるようにしましょう。例えば、コード線をかたずける、ゴミ箱をフェレットが届かない場所に移動するようにします。代わりにおもちゃなどで十分に遊ばせてストレスを発散させてあげるようにしましょう。

 

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ケージで暴れる場合のしつけ

フェレットがケージで暴れてしまって困るという声をよく聞きますが、この場合は2つの理由が考えられます。

  1. 遊び足りない
  2. 遊んで興奮しすぎている

 

遊び足りない場合

とにかくフェレットを遊ばせてあげるしかありません。1時間もケージの外に出して面倒を見ていられないというのであれば、30分を2セットにするなど工夫してとにかく遊ぶことでストレス発散ができるようにしてあげてください。

 

遊んで興奮しすぎている場合

逆に、遊んで興奮しすぎているので、クールダウンさせてあげる必要があります。噛み癖のしつけの時と同じように「こら!」「ダメ!」という大きな声、または大きな音を立ててクールダウンさせてあげましょう。注意したいのは、興奮して暴れているにもかかわらずもう一度ケージから出して遊ばせてしまうことです。これはフェレットからすれば「ケージで出してほしいって暴れれば外に出してもらえる!」という学習を促進してしまい逆効果となってしまいます。

 

暴れる原因が1の場合なのか2の場合なのか、飼い主さんがよく観察して判断してあげることあ重要となります。しかし、たとえ判断を間違ったとしても修正は可能です。あまり硬く考えず、焦らずに、ゆっくりとしつけていきましょう。

 

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しつけをするうえで飼い主が気を付けるべきこと

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叱るときに名前で叱ってしまうと、名前を呼ばれることがストレスに感じてしまうことがあるので、叱るときは「こら!」や「だめ!」といった名前以外の言葉で叱ってあげてください。

しつけの際首をつまむとフェレットは必ずあくびをします。それは諸説ありますが、叱られているという自覚があって、気まずさからあくびをするといったことを耳にしたことがあります。噛まれたり、足を爪でホリホリされて飼い主自身痛い思いをし、怒り心頭していても、あくびをしているフェレットの秘密を心の片隅にいれておくと、なんだか叱っているのに癒されますよね。しつけをして叱るのも大事ですが、お互いに疲れない、ため込まない。そういったしつけを心がけ、焦らずゆっくりと教えてあげるようにしましょう。

 

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