スポンサーリンク


ゼニガメ(クサガメ、クサガメ)やミドリガメの赤ちゃんをおうちにお迎えしたけど餌を食べてくれない。そんな時どうしたらいいのでしょう。私もいろんな種類の餌を試しましたが、簡単に餌付けできる方法がありました。今回は赤ちゃん亀(子亀)に餌を与える方法をご紹介しようと思います。

ミドリガメ001



スポンサーリンク


餌の種類や与え方よりも、まずは保温してあげる

ご存知の通り、カメは変温動物なので水棲亀は水が冷たいと体温も低くなり活動も低下してしまいます。結果的に餌を食べることもなくなります。カメの赤ちゃんをお迎えしたらまずは温かい環境を作ってあげることが必要です。夏場はいいですが、冬場は必須です。体温の低い状態では餌を近づけても全く反応してくれません。

カメの飼育にはいろんな保温器具がありますが、水棲亀の場合は『水中ヒーター』があればとりあえず十分です。(とは言ってもできるだけ暖かい部屋に水槽を設置してあげましょう。)

こちらの記事の中でも水中ヒーターについては書きましたが、水槽のサイズに合ったワット数のヒーターを購入してください。

(!)ヒーター選びのちょっとしたコツ

水中ヒーターの箱の説明には適正な水槽サイズが表記してあります。私がおすすめしたいヒーター選びのちょっとしたコツとは、水槽の大きさに対してワンランク大きな水槽用のヒーターを設置することです。例えば45cmの水槽には60cm水槽用のヒーターを、60cmの水槽には90cm水槽用のヒーターを、といった感じです。水中ヒーターは頻繁にスイッチがオンオフを繰り返すよりも大きなワット数で一気に温めたほうが電力的にも省エネですしヒーターへの負荷も小さくなるからです。

または適正サイズのヒーターを2個以上設置するというのも良い方法です。上で書いたようにヒーターへの負荷を小さくするという理由もありますが、複数のヒーターを設置しておくことで、ヒーターが突然壊れてしまった場合の保険になります。万が一、ひとつのヒーターが壊れても残りのヒーターによって急激な水温の低下を防ぐことができ、カメの体調を崩すリスクを減らすことができます。

子亀が食いつく餌と与え方

昔々、我が家に500円玉ほどのクサガメの小さな子亀が2匹やってきました。知人から譲り受けたのですが、その子亀ちゃん達は卵から孵化して数週間ほどでまだ餌を食べていませんでした。(餌付けされていなかった)

ペットショップで餌付けされて餌に慣れているカメなら何でも食べてくれると思いますが、何も口にしたことのない赤ちゃん亀にどんな餌をあげたら良いのかわかりませんでした。

とりあえず人工の餌(子亀のフード)を与えてみるも全く食べる気配がありません。そこでインターネットで調べてみると、鶏肉(ササミ)や煮干しを小さく切ったものを与えるといいと書いてありました。が、試してみてもまったく無反応・・・。

その後もいろいろ試してみるものの何も食べてくれないまま数日が過ぎました。

そこで亀の飼育に詳しい友人に聞いてみたところ赤虫を与えてみてとのこと。しかし、私の近所には赤虫を売っているペットショップがありませんでした。そこで私は簡単に手に入る赤虫の代わりを思いつきました。

それはミミズです。

ミミズ

近所でミミズを拾ってきて1cmくらいに切って与えてみました。すると子亀はくんくんと鼻を近づけて「ぱくっ」と食いついてくれました。

 

その後も数日間ミミズを小さく切って与えているうちに、すっかり餌を食べることに慣れてくれました。餌を食べることに慣れたあたりで市販の子亀の人工フードを与えてみると「ぱくぱくっ」と食べてくれました。

そうしてミミズと市販の人工フードを混ぜながら与え続け、数日後には市販のフードだけでも食べてくれるようになりました。



スポンサーリンク



餌を食べてくれない子亀には赤虫かミミズを与えてみよう

今回は赤虫を手に入れることができませんでしたが、おそらく赤虫でも食いついてくれると思います。赤虫がない場合はミミズを与えてみましょう。そして、赤虫やミミズに慣れたら人工のフードを混ぜて慣れさせて、人工フードに切り替えていくとよいですよ。

太いミミズでも小さく切ってあげればちゃんと食べてくれます。子亀ちゃんが呑み込める大きさに調整してみてあげてくださいね。

 

 

 

スポンサーリンク


お薦め!
ブログランキング・にほんブログ村へ
小動物
観賞魚
その他ペット

お薦め!

小動物
観賞魚
その他ペット
スポンサーリンク