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ハムスター027

 

ハムスターはペットの中でも犬猫に次ぐ人気があります。誰もが一度はペットショップなどで目にしたことがあるでしょう。そもそもハムスターはいつ頃から人気が出始めたんでしょうか。今後も人気が続くのでしょうか。また、人気が出たことで起こったトラブルや問題にはどういったものがあるのでしょうか。ちょっと覗いてみましょう。



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日本でのハムスター人気はいつから?

ハムスター010

 

ハムスターが一大ブームになった時期といえば、テレビアニメで2000年から放送された「とっとこハム太郎」の影響が大きいでしょう。

このアニメをきっかけにまずは子供達の間でハムスター飼育の人気が高まり、徐々に女性を中心に注目を集めました。関連アイテムも多数販売され、いかにケージをカスタマイズするかで、様々なメーカーが競い合ったものです。その後、アニメの放映も終わりブームはひと段落しました。

最近では、一人暮らしでも飼えるペットとして注目を集め、また静かにブームが起こりつつあるようです。

ハムスターの癒し効果抜群の仕草や寝顔をSNSにアップし、ハムスター好き同士で盛り上がりを見せ、中には写真集になるほどの人気者がいるほどです。また、散歩などの手間がかからず、子供が初めて飼うペットとしてピッタリだと言う事で、学校の教材として取り上げられることもあるようです。

 

最近は犬猫の飼育頭数が減少傾向にあることから、ハムスターなど小型のペットの飼育頭数が増える傾向にあると言われています。鳴かない、散歩をしない、手間がかからないということが今後のペットに求められる人気の条件なのでしょう。

ではそんなハムスター人気の影、つまりそのブームの裏側にはどんなことがあるのでしょうか。



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ハムスター人気の影(悪質な販売業者と安易な飼育者)

暗雲

 

ペットの人気やテレビなどの影響によるブームには必ず影の部分も生まれてしまうものです。ハムスターの場合もその影が無いとはいえません。

販売業者側は、自家繁殖という名目でハムスターを乱繁殖している場合もあります。この場合、近親交配はもちろんの事、病気の蔓延や飼育放棄といった問題が多々生じてしまいます。その上、誕生月を管理していないので、購入したものの数か月で死亡してしまったという事態を招くのです。ハムスターは非常に寿命の短い動物ですから、大切に飼育する以上は、寿命というものは大切な事なのです。購入の際には、誕生月の管理をしているのかをしっかりと確認しましょう。

また、飼い主側も手がかからないというイメージから、ハムスターを安易に購入してしまい、ケージの清掃をしない、餌を何日も与えない、冬眠という習性を知らないということもあります。その上、自分が思っていた以上に飼育に手間がかかったり、中には思っていたよりも懐かないということを知ると、公園などへむやみにハムスターを遺棄してしまう事もよくある事です。ハムスターの遺棄は、本来の自然環境を破壊しかねない危険な行為です。飼い主として責任のある行動をとるように心がけておくことが重要です。また、飼育方法がわからないため、必要以上に繁殖してしまったり、多頭飼いに失敗し死なせてしまい(ハムスターは共食いや子食いも見られるため)、その無残な姿に飼い主も精神的にショックを受けてしまったというケースもあります。

 

ハムスターを購入する側も管理がしっかりとしたショップを選択していくことで、管理のずさんな販売業者の乱立を抑止できるはずです。そして自分自身も飼育についての知識をしっかり得てからお迎えしてあげることが重要です。それがハムスターにとっても飼育者にとっても幸せな共同生活に欠かせないこととなります。

 

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