デグーの平均寿命は6~8年です。およそ4年目以降は老齢化の時期となります。ペットを飼育していれば必ずやってくるお別れのとき。そのお別れの最後のときまでペットには幸せに過ごして欲しいものです。 だんだんと歳をとり、体も弱くなり活発さもなくなり、不自由なことが増えていくのは人間もペットも同じことです。ペットの老後のお世話を見るのも飼い主の務め。それではデグーの老後とその介護の方法について見てみましょう。
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デグーを 長生きさせるためのコツ

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ストレスの発散と予防を

老化に備えて食事の準備を
もともと野生のデグーは質素な食生活で糖分を取り過ぎるとすぐに肥満や糖尿病になってしまいます。老後も質素な食事を心がけてチモシーやデグー専用のバランスフードを与えるようにします。噛む力が弱くなり食べられないようであればペレットなどを水で柔らかくして与えるようにします。 おやつとして乾燥人参や乾燥パパイヤの葉、乾燥パセリ、乾燥オオバコなどを用意しましょう。麦はエン麦よりは大麦のほうが脂質や糖分が少ないのでよいです。かぼちゃは糖分が多いのであまり与えすぎないようにします。糖分の多い果物類や野菜類はコミュニケーション(ごほうびなど)のときにだけ少量与えるようにします。スポンサーリンク
いざ介護状態になったとき

完全に食欲がない場合
完全に食欲がなくなってしまったときは、以下のものを好みに合わせ選びミルなどの粉砕機で細かくしてお湯で溶かし、少し指にとって与えてあげます。基本的に好みのものを選んであげましょう。
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食欲があり自分で食べられる場合
食欲がまだあり自分で食べられる場合は、デグーバランスフードをお湯で柔らかくして与えます。数時間すると乾燥して硬くなってしまうので定期的に水を加えたり、朝・昼・晩と餌ごと交換してあげるようにします。 食欲がありそうであれば、柔らかくしたかぼちゃや豆類、ナッツ類や野菜類、好きなおやつを与えてあげます。ただし、水分の取り過ぎは負荷となるので注意が必要です。また、高齢のために噛む力や飲み込む力が弱いので注意しながら少しずつ与えるようにします。視力が落ちてきたら
デグーは視力が多少落ちてもヒゲがセンサーの役割をするので動く際には大きな問題にはなりません。散歩もいつも通りにさせてあげましょう。ですが、これまで以上に落下や誤飲に注意が必要ですので飼い主は事故等の未然防止に努めましょう。ケージのレイアウト変更
高齢で足腰が弱くなったことでハンモックの位置を下げたり段差を減らすなどして落下対策が必要ですが、あまり大掛かりなレイアウト変更をしてしまうとデグーには環境の変化によりストレスになってしまいます。ケージ内のレイアウトの変更はあまりガラリと変わってしまわないようにしましょう。老後の体調管理を注意深く

愛するデグーとお別れのとき

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