メダカを初めて飼育してみたいという方、もう飼育はしているけどよくわからないことがあるという方、この記事をご覧いただければ定番品種の黒メダカやヒメダカから幹之や楊貴妃などの改良品種までメダカ全般の飼い方がわかります。ぜひメダカ飼育の基本をチェックしてみてください。

メダカという魚について

清流の小川に住むイメージのメダカですが元々丈夫な魚で、飼育下でも育てやすい魚です。メダカの寿命は一般的に1~2年と言われていますが、人工飼育下では3~4年生きることもでき、5年生きる個体もいます。

今も新しい品種が生まれ続けている

2000年頃からインターネットの普及も相まって個人でも情報の入手が可能になり、ブリードにチャレンジできるようになったため、品種改良が盛んになりました。(もちろん2000年以前も品種改良は行われていました)特に楊貴妃(2004年)や幹之(みゆき:2007年)という品種の登場は世の中に衝撃を与え、たくさんの方がメダカに興味を持ち、メダカの飼育や繁殖にチャレンジするきっかけとなりました。

メダカの品種については2017年時点で正式に認定されたものでも約300種にのぼり、非常にたくさんの品種が作出されています。以下のサイトが非常に参考になりますのでご覧ください。

>> 改良メダカ年表

>> めだかの品種一覧



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メダカの基本的な飼育方法

先ほども書いたように、メダカの飼育は難しいものではありません。いくつかの要点を押さえてください。

飼育水の管理

初心者の方が飼育について気になるのは水の管理方法ではないでしょうか。しかし、単純な作業を行うだけなのであまり難しく考えなくても大丈夫です。

水替えは週に1/3~1/4を目安に

水は一度に大量に換えずに回数を分けて少量ずつ換えるのがコツです。一度に大量の水を交換すると水質が大きく変わってしまいます。これがメダカにはストレスになってしまい、あらゆる病気のきっかけになってしまうことがあります。ですので、出来る限り回数を分けて少量ずつ水を交換するようにしましょう。

とは言うものの、そんなに水替えに時間と労力をかけることも難しいでしょう。ですので目安としては1週間に全水量の1/3~1/4程度を交換しましょう。ただし、餌の量が少なくなる冬場は汚れも少なくなるので水交換の頻度を減らしても大丈夫です。

交換するときはカルキ(塩素)抜きと水温調整を

交換する水は水道水を1日汲み置きしたもの、または水道水をすぐに使う場合は市販のカルキ抜きを添加します。(地下水などであればカルキを抜く必要はありません)

さらにお湯を足して水温を水槽の中の水と同じ、または少しだけ温かいな(+2~+3℃)と感じるくらいに調整してください。あまりシビアにならなくても大丈夫です。メダカにとっては新しく入る水が冷たいよりは温かいほうがストレスが小さくなります。

1匹に1~3リットルの水が必要

メダカを飼育できる数ですが、1リットルに対して1匹として計算してください。60cm水槽では約60リットルの水が入るので60匹飼えるということになります。もちろん1匹当たりの水量が多いほうが良いです。できれば1匹につき3リットルの水があるのが理想です。

水温の管理

水温の管理方法は、水中ヒーターを使って1年中温かく保つ方法と、屋外での飼育など自然の温度変化に任せる方法があります。

ヒーターを使った水温管理

メダカの飼育水の水温は23~26℃が最適です。この範囲よりも大きく外れて高温や低温になっても活性が下がり、餌を食べなくなったりするので成長が遅くなります。水温の下限はヒーターで管理できます。この最適な水温ではメダカの体調もよく成長も早いですし、年中繁殖が可能です。

ヒーターは水槽の大きさ(水量)によってそのワット数を選択する必要があります。一般的な水槽の大きさと水量は以下です。ヒーターを買うときは箱に適用水量が表示してあるので確認してください。

水槽サイズ

(cm)

幅×奥×高

(cm)

水量

(ℓ)

4545×27×3036
6060×30×3665
9090×45×45182
120120×45×45243

ヒーターを選ぶときのコツは大きめのワット数のものを買うということです。例えば、飼育水量が50リットルくらいあるのであれば、40cm水槽(36リットル)用ではなく60cm水槽(65リットル)用のヒーターを使用するようにしましょう。小さな電力で常に一生懸命温め続けるよりも、強い電力で短時間で温めたほうがヒーターの寿命も長くなるし、省エネにもなります。さらに温度変化も小さくなるので魚にも優しくなります。

ヒーターを使わない水温管理

ヒーターを使わずに温度の変化を自然に任せても問題ありません。ただし、ヒーターを使って安定した水温を保つ方法に比べると、餌の量や水替えの量が季節によって変わってくるので少し経験が必要になるかもしれません。

メダカは冬眠はしませんが、特に屋外で飼育している場合、水温が低くなると活性が落ちて餌をほとんど食べなくなります。餌を与えても水面まで餌を食べに来なくなったらストップの合図です。そうなったら餌を与えるのを控えましょう。

水温が高くなり過ぎない場所で飼育する

直射日光が常に当たり水温が30度ほどになりそうな場所での飼育は避けてください。屋外飼育では水槽全体に直射日光が当たらないようにします。日陰になる部分を作って隠れ場所を確保するなどの対策が必要です。室内で飼う場合も窓際のような常に日光が当たる場所は避けてください。

水温が高くなり過ぎた場合はクーラーという手もありますが、市販の飼育水の冷却クーラーは高価なので専用のファンを使って水面に風を送り、その気化熱で水温を下げる方法があります。ですが、冷却能力はおよそ-2~-3℃ですのでこれだけで安心せずに補助程度に考えてください。とにかく高温になり過ぎない場所での飼育を心がけてください。

一日の温度変化が小さくなるように

水温が昼は暑くて夜は寒いというように、一日の中で温度の変化が大きいとメダカは体調を崩しやすく病気になりやすくなります。出来る限り一日の中で温度の変化が小さくなるような場所に水槽をセットしてください。



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餌の種類と与え方

メダカには基本的に水面に浮く餌を与えます。粒上、フレーク状、パウダー状のものなどがありますが、市販されているフレーク状のものが長時間浮いているし水を汚しにくいのでおすすめです。

メダカには胃袋に相当する部分がないので“食い溜め”ができません。ですので、できるだけ回数を分けて少量ずつ餌を与えるようにします。1回の餌の量は3分ほどで食べ切る量です。3分以上経過してもまだ水面に餌が残っているようであれば与えすぎなので注意してください。これを1日に2~3回(夏)、1~2回(春・秋)与えてください。屋外飼育などの場合、冬の水温が低い時期は餌を食べなくなります。水面まで餌を食べに来なくなったら与えるのをストップしてください。

残った餌はそのままダイレクトに水を汚し、雑菌を増殖させ、さらにメダカのエラや皮膚にダメージを与え、病気の原因となります。餌が多過ぎて死んでしまうことがあっても少なすぎて死ぬことはまずありません。初心者の方は餌が少なすぎるんじゃないかと不安になるかもしれませんが、餌を与えすぎて死なせてしまっていることがほとんどです。餌が少なければメダカが痩せてくるので餌の量を増やしてあげればいいだけです。そうやって餌の量を微調整してあげてください。とにかく与えすぎないように注意してください。

メダカの繁殖

メダカを飼育することの中でやはり大きな楽しみは繁殖をしてくれることでしょう。ではどのようにすれば繁殖してくれるのでしょうか。

オスとメスの違い

小学校の理科で学習した覚えがありますが、忘れてしまった方は思い出してみましょう。

オス

  • 背ビレが大きくて切れ目が入っている
  • 尻ビレが長く大きい

メス

  • 背ビレが小さくてオスのような切れ目がない
  • 尻ビレが小さい
  • お腹が大きく丸みをおびている

特にわかりやすいのは背ビレの切れ目の有無だと思います。

繁殖を狙うのであれば、オスよりもメスの数を多くします。オス1匹にメス2匹くらいがいいです。初心者の方は10匹くらいのメダカを購入してください。それくらい購入すればオス・メスがいますし、繁殖も成功しやすいです。

繁殖に適した条件

自然条件化ではメダカの繁殖の時期は4~10月です。繁殖が可能な水温は23℃以上で、さらに1日に13時間以上の日照時間があると繁殖行動を起こします。

飼育下でも春~夏になれば自然と繁殖します。1年中繁殖させるのであれば、温度は25~28℃程度に管理し、照明器具(観賞用ライト)を使って1日13~14時間以上光を照射します。(冬でも繁殖可)

さらに繁殖中はメダカの様子を見ながら餌の量を少し多めにあげるようにします。餌の量が多いということは水が汚れやすくなるので水替えをしっかり行うようにしてください。

繁殖に必要なもの

卵を産み付ける水草や産卵巣を準備します。メダカの繁殖行動は明け方に見られます。しばらくはメスのお腹に卵がぶら下がっていますが、そのうち産卵巣に産み付けられます。以下のような人工の産卵巣が販売されているので入れておくだけでOKです。

メダカは産み付けられた卵を食べてしまうことがあります。ある程度卵が産み付けられたら、孵化用の水槽やボウルなどの入れ物に産卵巣ごと移しましょう。

孵化にかかる時間

孵化には積算温度というのがあって、水温×日数で表します。メダカの場合は250℃日です。例えば、水温が25℃であれば10日、20℃であれば12.5日で孵化するということを意味します。

孵化後3日目から餌を与えよう

孵化したばかりの稚魚はお腹にヨーサックという栄養袋がついているのでまだ餌を与えなくていいです。孵化後3日ほど経ってから餌を与えましょう。人工の餌や生餌など色々な餌の候補がありますが、下で紹介する餌を指でできるだけ細かくして与えるだけで大丈夫です。ちなみに親の餌を粉々になるまで指ですり潰して与えても大丈夫です。

注意!

稚魚が死んでしまう大きな原因の一つが餌不足です。餌の量は少なめに、回数をできるだけ多く(1日に5回ほど)あげるようにしてください。

また、もう一つの大きな原因が強すぎる水流です。孵化・稚魚育成用の水槽は水流を極力弱くしてください。ブクブクや濾過槽は必要ありません。ブクブクや濾過槽による水流は稚魚の体力を奪い死んでしまう原因になります。ただし、水が汚れやすくなるので水替えをこまめに行うようにしてください。

では次にメダカのよくある病気について見てみましょう。



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これだけ知って!メダカの3つの病気!

どんなペットでも重要なのが病気になったときの対処です。メダカの場合、かかりやすい病気が白点病、尾腐れ病、白カビ病です。

これらの病気は、

  1. 急な水温の変化
  2. 水替えによる急な水質の変化
  3. 水替え不足、ろ過能力不足による水質悪化

の3つの理由で発生しやすいです。1,2では白点病が出やすく、3ではすべての病気の原因となります。共通して言えることは何らかの理由で魚にストレスが掛かり、体調を崩したときに感染・発症するということです。

先に説明したように、水替えのときや一日を通した温度変化が小さくなるようにしてください。水替えは一度に大量にせず、少なめに回数を多く行います。水の汚れは全ての病気の元ですので、水替えはしっかりと行いましょう。

全ての病気に言えることですが、早めに対処すれば治療できますが、対処が遅れると死んでしまう可能性が非常に高いです。何よりも病気が発生しないように上記1,2,3について日頃から気を付けて飼育することが最も重要です。

メダカの病気とおすすめの治療薬

様々な種類の治療薬がありますが、白点病、尾腐れ病、水カビのそれぞれに合った薬を選びましょう。まずはざっくりと治療薬を見てみましょう。

白点病のおすすめの薬

尾腐れ病のおすすめの薬

オキソリン酸系
フラン剤系

水カビ病のおすすめの薬

マラカイトグリーン系
メチレンブルー系

 

水槽の水に治療薬を溶かして1~2週間ほど泳がせておくのですが、これを“薬浴”と言います。さらにおすすめしたいのが約0.5%の濃度になるように塩を溶かす“塩浴”です。薬浴と塩浴を同時に行うことで、どちらか一方だけのときよりも治癒率が高くなります。水温管理については各病気で高温が良い場合とそうでない場合があるので下をチェックしてください。

注意!

薬浴、塩浴をしている間は水草や濾過フィルターを水槽から取り出してください。治療薬によっては水草を枯らしたり、濾過フィルター内のバクテリアを殺してしまうので水草とフィルターを取り出してください。または、治療用の水槽を用意してそちらに病魚を移してください。

薬浴について

必ず治療薬の説明を読んでください。治療薬に色素が含まれる場合は器具類や水槽、または外にこぼれれば家具類が着色されてしまい取れなくなってうので注意してください。

塩浴について

約0.5%の濃度なので1リットルの水に5gの塩を入れます。10リットルの水なら50gですね。初めての方はかなりの量なので不安になるかもしれませんがもっと濃くする方もいるくらいなので心配ありません。実際の塩の量を見ると「すごい量ですね!」と皆さん驚かれますが大丈夫です。塩は食卓にある普通の塩ならなんでもかまいません。(味付けされているような塩はNG)

水の塩分濃度を上げることで浸透圧が上がり、メダカの皮膚とカラダに優しい状態を作ります。粘膜の回復や新陳代謝を高めることで体力を温存することができます。さらに病原菌や寄生虫に対して殺菌・殺虫効果があります。

白点病

原因

白点病はメダカに限らず観賞魚全般に非常に多い病気です。水替え、魚の移動などで水温が急に変化したことによりメダカが体調を崩したときに白点虫が感染します。特に水温が急に低くなったときに発症しやすいです。

症状

白点病はメダカに限らず観賞魚全般に非常に多い病気です。ヒレや体に小さな白いぷつぷつが現れます。最初は元気に泳ぎまわっていますが、痒そうに砂や石などに体をこすりつけるようになります。やがて動きが弱くなり餌を食べることもできずに死んでしまいます。進行が早いので初期のうちに対処することが必要です。

対策

治療は塩浴と薬浴を併用します。まずは水槽の半分の水を交換します。すでに同居している元気なメダカにもすでに感染している可能性が高いので、同じ水槽にいたメダカは一緒に治療したほうがいいです。白点病の病原虫は高温に弱いので、治療中は水温を高めの28℃~30℃に設定してください。急に上げるとメダカが体調を崩してしまうので1日に3~5℃程度ずつ上げていきましょう。

治療期間は約2週間です。その間、水が汚れやすいので2~3日に1度1/3ほど水替えを実施して、その都度新しい薬と塩を追加してください。もちろん出来る限り温度も合わせてください。また色素がなくなった場合は薬効がなくなっているので、水替えをしてから再度薬を投入してください。また薬効のある色素は光で分解してしまうので、治療中は水槽のライトを消してください。

1週間ほどで治ったように見えることがありますが、まだ病原虫がいる可能性があるのでさらに1週間ほど治療を続けてください。さらに数日間塩浴のみをさせて体力を回復させてあげると安心です。

白点病におすすめの薬

尾腐れ病

原因

尾腐れ病もメダカに限らず観賞魚全般に非常に多い病気です。病原菌はカラムナリスと言って、感染する場所によって尾腐れ病、エラ腐れ病、口腐れ病、ヒレ腐れ病、皮膚のカラムナリス病と言われます。常に水中に浮遊している常在菌ですが、魚のストレスにより体調を崩したり免疫が落ちた時に発症します。

魚のストレスとなる一番の原因は水質の悪化です。ほとんどの場合は水替え不足や濾過能力不足によって水が汚れた時に発症します。水質が悪くないのに尾腐れ病が発症することもあります。この場合は他の病気に感染して免疫が落ちていた、または何らかの原因でできた傷口から発症したことが考えれます。

症状

尾腐れ病は尾やヒレの端がまず白っぽく濁り、時間の経過とともに溶けてしまったように欠けていきます。カラムナリスは体の表面にだけ感染するので内部まで到達することはありませんが、一度感染すると自然治癒することは困難で、症状の進行も非常に早いです。

対策

治療は塩浴と薬浴を併用します。白点病と同じようにまずは水槽の半分の水を交換します。同居している元気なメダカにもすでに感染している可能性があるので、できれば一緒に治療したほうがいいです。尾腐れ病の病原菌は白点病の場合と違い高温(27~30℃)ではむしろ活発化してしまうので温度を上げないようにしましょう。

治療薬は少し強い物を使うので薬浴期間は1週間程です。早ければ2日程で患部の白い濁りが取れますが、まだ病原虫がいる可能性があるのでさらに数日治療を続けてください。その後は数日間塩浴だけにして体力を回復させてあげましょう。

薬を投入する際は処方用量を1日かけて少しずつ何回かに分けて入れるようにします。3回くらいに分ければ良いかと思います。水が汚れやすくなるので2~3日に1度1/3ほど水替えを実施して、その都度新しい薬と塩を追加してください。もちろん出来る限り温度も合わせてください。

尾腐れ病におすすめの薬

先に書いた白点病の薬も尾腐れ病に効果があると書いてありますが、初期症状または予防程度にしか使えないと考えてください。尾腐れ病には以下の魚病薬を使用してください。

オキソリン酸系
フラン剤系

オキソリン酸、フラン剤、サルファ剤を使用しますが、1つの薬で効果がない場合は他の種類を試します。(耐性菌である場合があるため)また、薬の強さとしてオキソリン酸ではグリーンFゴールドリキッド<観パラ、フラン剤ではグリーンFゴールド顆粒<エルバージュエースとなります。特にグリーンFゴールド顆粒とエルバージュエースは強い薬なので説明をよく読んで用法・用量を守ってください。

水カビ病

原因

水カビ病もメダカに限らず観賞魚全般に非常に多い病気です。水カビ病の原因菌も尾腐れ病と同じように水槽の水の中に常にいる常在菌です。メダカが何らかの理由で体力や免疫が落ちたときに発症します。体力や免疫が落ちる原因として、水質の急変、水質の悪化、他の病気に感染していることなどが挙げられます。

一番の原因と考えられるのは水質の悪化ですが、これも尾腐れ病で説明したように、ほとんどの場合は水替え不足や濾過能力不足が原因です。水質の悪化により尾腐れ病などの他の病気を発症し、その患部から水カビ病を発症する場合が多いです。または水槽内の物にぶつかる・擦れるなど物理的にできた体表のキズ部分から発症します。

このような水カビ病の発生する水質の水槽では卵にも水カビが感染してしますので孵化率が極端に低くなります。

症状

白点病は体の表面に白い綿のようなものが現れます。このまま放置しておくと出血も現れます。尾やヒレの端がまず白っぽく濁り、時間の経過とともに溶けてしまったように欠けていきます。カラムナリスは体の表面にだけ感染するので内部まで到達することはありませんが、一度感染すると自然治癒することは困難で、症状の進行も非常に早いです。

対策

治療は塩浴と薬浴を併用します。白点病や尾腐れ病などの他の病気と同じようにまずは水槽の半分の水を交換します。基本的に元気なメダカであれば感染しにくい病気ですが、同居している元気なメダカにもなんらかの病気がすでに感染している可能性があるので、できれば一緒に治療したほうがいいです。

先にも書いたように、白カビ病は他の病気で弱った部分に発症することが多いです。ですので、まずは他の病気に合わせた治療をします。水温も高めにするかどうかはその病気の治療に合わせてください。(尾腐れ病は水温を高くしない)

水カビ病を発症しているが原因となる病気がわからない場合は、水温を25℃~30℃程度にします。(25℃以上で水カビの病原菌が増殖しにくいため)。急に上げるとメダカが体調を崩してしまうので1日に3~5℃程度ずつ上げていきましょう。さらに薬は白点病と同じアグテンやフレッシュリーフ(マラカイトグリーン系)、またはメチレンブルー水溶液や(メチレンブルー系)を使います。マラカイトグリーン系、メチレンブルー系のどちらの薬でもかまいません。

治療期間は約2週間です。その間、水が汚れやすいので2~3日に1度1/3ほど水替えを実施して、その都度新しい薬と塩を追加してください。もちろん出来る限り温度も合わせてください。また色素がなくなった場合は薬効がなくなっているので、水替えをしてから再度薬を投入してください。また薬効のある色素は光で分解してしまうので、治療中は水槽のライトを消してください。

症状が消えたら、さらに数日間塩浴のみを継続して体力を回復させてあげると安心です。

水カビ病におすすめの薬
マラカイトグリーン系
メチレンブルー系

初心者がメダカを飼うために

水替えは飼育の基本となりますが、初心者の方は水替えの頻度や量がわかりにくいかもしれません。まずは小まめに回数を多く水替えをすることを心がけましょう。

また、初心者にありがちな間違いとして、餌のやり過ぎがあります。本文中でも書いたように餌は与えていれば少なすぎて死んでしまうことはありません。逆に多くの飼育者が餌のやり過ぎで失敗していることを覚えておいて、くれぐれも餌の与えすぎには注意してください。

メダカは基本的に飼育が簡単な強い魚ですが、管理を怠るとやはり病気になってしまいます。病気は何よりも予防が大切ですが、いざ発症してしまったときは初期段階で抑えることが重要です。そのためにもメダカの小さな異変に気付けるように日々の観察を心がけてください。

そして何よりもメダカの飼育で最も楽しいのは繁殖かもしれません。一般的な種類のメダカでも品種改良されたメダカでも初心者が繁殖を楽しめるのがメダカの良いところだと思います。ぜひチャレンジしてみてください。

さらに細かな飼育方法も今後書いていきたいと思うのでまたこの場に見に来てもらえたら嬉しいです。では、メダカ飼育を楽しんでください!

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