フェレットの仕草は飼い主を本当に癒してくれます。仕事で疲れて帰ってきてこんな仕草をされたら仕事の疲れも吹っ飛んでしまうといった仕草を平然とした顔でしてくれます。その中には要注意をしなくてはならない仕草も含まれていることがあります。
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フェレットの仕草のいろいろ
フェレットがする仕草で一番多いのはあくびです。フェレットは一日22時間ほど寝ることもあり、ずっと寝ているといったイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか?そのため起きたときは人間と同様に少しぼーっとして、あくびをします。しつけをする際に猫掴みをして叱るのですが、その際もあくびをしていて叱っている飼い主のハートを射止めます。猫掴みをしている際になぜあくびをするのか気になって調べたところ、叱られているのが気まずいからといった記事を読んだことがあります。それを知ってなおさらハートを射止められました。
犬や猫同様に後ろ足で体を掻くこともよくします。季節の変わり目に換毛期を迎える際には掻く時間も長くなり、寝ている最中に突然起きて掻いたりします。驚かずにブラッシングや定期的にお風呂に入れてフェレットのストレスを解消してあげてください。そのほかにも、顔を洗う仕草や威嚇のようにダンスを踊っているような仕草を見せることや、後ずさりをしてから飛びかかってくることもあります。
仕草で見分けるフェレットの気分
あくびや後ろ足で体を掻くのはある程度理解が出来ますが、ダンス?飛びかかってくる?といった仕草には気分や気持ちが現れていることもあります。その中で飼い主が一番されてうれしいのはダンスです。通称はイタチダンス・フェレットダンスと呼ばれていて飼い主の間では有名です。かまってほしいときや楽しくて興奮しているときにする仕草で、その姿はとてもかわいく飼い主としてはかまってほしいといった行動というだけでうれしくなります。
反対に、しっぽがブラシのように逆立っているときは怒りなどの興奮状態にあり、初めての場所に興奮していたり、フェレット同士の喧嘩で負けてしまったり、お風呂上りなどに見られます。不安などの感情もありますが、そっとしておいてあげるともとに戻っていることが多く、下手に触れると噛みついて来る場合もあるのでそっとしておいてあげてください。
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それぞれの仕草の意味することは
フェレットは飼い主をしっかり理解することができます。なので後ろをついて来たり、足元にくっついてきてくれることが多々あります。うちのフェレットもよくストーカーのように後ろについてきます。そういったときに読み取れるフェレットの感情としては、「おやつ頂戴」とか「ご飯頂戴」とか・・おやつを与え始めるとおやつは本当においしいようで、おやつ待ちをよくされます。
最初は警戒していた子がだんだんと心を開くようになり、足元にすりすりしてきて抱っこしてあげると私の膝や胸で寝てくれるようになりました。こういったときは「抱っこしてほしい」って合図なこともあります。
フェレットの性格もありますが、月日を重ねるごとに甘えん坊になる子もいますし、なにより飼い主にとてもなついてくれます。反対に一緒に遊んでいると、後ずさりをして警戒をすることもあります。フェレットからしたら人間の手も足も大きく、上から撫でようとしたら恐怖に感じることもあります。個々のフェレットがどんな性格でどんなことを嫌がるのか、嬉しがるのかしっかり見てあげることも重要です。
フェレットのこんな仕草は要注意
一番注意が必要なのは毛を舐めることです。フェレットは猫などとは違い、毛をお腹にため込んでしまっても吐き出すことができません。結果、胃に毛玉が溜まったり、腸閉塞を起こしてしまうことがあります。そうなると食欲がなくなり、命を落としてしまう場合もあります。そのため換毛期には毛球症対策をしなければなりません。
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ブラッシングをこまめにしていても毛を舐める行為は止まらないので、毛球症対策にラクサトーン等の補助剤をこまめに与えてあげなくてはなりません。それでもお腹に毛玉が詰まって手術を受けた子が結構います。なので、換毛期には特に注意が必要です。
フェレットが口をくちゃくちゃしているときは何かが詰まっている、もしくは吐きそうなサインなので注意深く観察してあげてください。後ろ足で耳を重点的に掻いている場合は、耳ダニを発症しているかもしれないのでその観察も怠らないようにしてくださいね。
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