「噛み癖」と一言で言っても、人の手を噛むという意味での噛み癖と、ケージやコードなどをいたずらで噛むという意味での噛み癖があります。どちらの噛み癖にしても、フェレットを飼う前は心配になるかと思いますし、実際フェレットを飼って悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。今回はそんな噛み癖について書いていきたいと思います。
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フェレットの噛み癖は治るの?
治る!と断言するのは難しいのですが、対策を取ることである程度改善は見られます。人の手をすぐに噛むようなフェレットの噛み癖を完全に無くすのは少々難しいと思います。ケージやコードなどをいたずらで噛むようなフェレットは対策によってかなり減らせます。噛み癖がある子でも、根気よく向き合っていきましょう!
フェレットはどんな時に噛む?
まず、赤ちゃんフェレットは遊びで人の手をよく噛みます。人の手は噛んで良いのか、どれくらいの強さで噛んでも大丈夫なのか、といったことがわからない年頃ですので、ある程度は仕方ない部分もあります。ただし、その遊びの延長で興奮して強く噛むようになってしまうことがあります。そうならないように対策は必要ですね!
威嚇や恐怖からの攻撃として人の手を噛むこともあります。こういった子のしつけは少々難しい部分があります。その子に合ったしつけをしないとかえって悪化させてしまうこともあるからです。
ケージやコードなどをいたずらで噛むのは、暇だからやる子が多いです。これは、しつけをすると言うよりも環境を整えるなどの対策が効果的です。しっかり対策を取ればかなり減らせるでしょう!
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噛み癖を治す効果的なしつけ方法
まず、どのフェレットにも言える当たり前のことなのですが、フェレットと信頼関係を築きましょう。フェレットが喜ぶことをたくさんしてあげて、フェレットにとって大好きな飼い主さんになれるようにしましょう。
お家に来たばかりで慣れていないせいで、お世話しようとケージに手を入れるだけで噛んできてしまうこともあるかもしれません。そんな時は落ち着くまでそっとしておいてあげましょう。恐怖からの攻撃ですので、これに対して叱ったりしますと余計に恐怖が大きくなり、信頼関係を築くのが難しくなってしまいます。しっかり信頼関係を築けていれば、多少叱っても大丈夫かと思います。
赤ちゃんフェレットが遊びの延長で噛んでくるような時は、なるべく手を使って遊ばず、興奮してきたらケージに入れてクールダウンさせましょう。手を噛む習慣がついてしまうと、どんどん強く噛むようになってしまいます。それでも手を噛んできたり、大人のフェレットの場合は、「人の手を噛んだら嫌なことが起こる」ということを覚えてもらいます。このしつけは根気がいりますので、繰り返し頑張っていきましょう!
方法としましては、手を噛んできたら大声を出したり、物音を立てるなどしてびっくりさせます。手を噛むとびっくりすることが起こることを学習してくれれば噛み癖は減ってくれるはずです。この時に叩いたりして叱ると、逆上してしまうこともあります。叩くしつけが必ずしも悪いとは言いませんが、あまりお勧めできません。
いたずらで噛む場合は、暇であったり興味があるからついつい噛んでしまう、といったパターンが多いです。これらの対策を取ってあげましょう。まず、暇を持て余しているからいたずらするような子には、たっぷり遊んで疲れさせてあげましょう!興味から噛むような子は、単純に噛む機会を作らないように気を付けてみてください。コードをフェレットが届くようなところに設置しないようにしたり、ごみ箱をあされないように高いところに置くなどしてみてください。この噛み癖に関しては、飼い主さんの努力が報われますので、是非頑張ってください!
噛みやすいフェレットの種類
やはり個体差がありますので一概には言えませんが、種類によって傾向があります。マーシャルフェレット、マウンテンビューフェレットは噛み癖が少なく、カナディアンフェレット、ニュージーランドフェレットは噛み癖が強いと言われています。初めてフェレットを飼う方は、噛み癖が少ないと言われている種類の方が良いかもしれません。
噛み癖をなおすための対策としては、飼い主さんが根気強くしつけてあげることが一番重要なこととなります。上にも書いたように大きく分けると、飼い主さんがアクションを起こして積極的にしつける方法と、噛む状況(または環境)を一時的に遠ざけてあげる方法があります。
どちらの方法が適切かよく把握し、時間をかけ信頼関係を築きながらしつけていくのが最良です。フェレットにとっても、飼い主さんにとっても幸せな毎日を過ごせるためにはしつけは大切です。決して焦らず、ゆっくりとしつけてあげましょう。
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