これから熱帯魚を飼ってみたいという方、あの幻想的なアクアリウムを自分の部屋で楽しみたいと思っていることと思います。

「でも熱帯魚の飼育ってなんだかよくわからないし難しそう。」

ここのページを読んでいるということはそう思っているんじゃありませんか?大丈夫です。基本的なことをおさえれば熱帯魚の飼育は決して難しくありません。意外と簡単に楽しく熱帯魚ライフが楽しめますよ!

今回は熱帯魚の基本的な飼い方と必要な飼育器具や用品について学んでみましょう。



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初めての熱帯魚と飼育方法

熱帯魚と言っても多種多様な仲間(種類)がいます。ですが飼育する場合、基本的な部分はどの魚でも同じです。

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それぞれの魚に合った飼育方法の詳細は各種の専門記事で紹介することとして、今回は初心者が知っておくべき最も基本的な飼育用品と飼育方法について紹介します。

初心者が熱帯魚を飼うためには

熱帯魚を飼育するためにはどんなことをするのでしょうか。大きく分けると下の3つになります。

  • 準備(設置)
  • 餌やり
  • 掃除

大変なんじゃないかと思うかもしれませんが、ちょっとした知識があれば難しいことではありません。これ以外の時間は悠々と水槽内を泳ぐ魚たちをゆったりと眺めて楽しむことができます。それでは上の3つについて必要な器具や用品を交えながら見ていきましょう。

初めての熱帯魚飼育 ~準備編~

熱帯魚を初めて飼うときに一番のハードルとなるのが水槽の設置(セッティング)です。まずここが一番わからなくて不安に思うところだと思います。ですが、あまり難しく考えなくても大丈夫です。シンプルに考えていきましょう。

セッティングでやることは下の7つです。

  1. 水槽を置く場所を決める
  2. 水槽を置く
  3. 砂利やアクセサリーを置く
  4. 器具を取り付ける
  5. 水を入れる
  6. 器具の電源を入れる
  7. 水を循環させる

7つって多いようですがよく見てください。1つ1つの作業はとても簡単です。それぞれの作業のポイントを交えながら書いてみます。

1.水槽を置く場所を決める

水槽に水を入れると想像以上の重さになります。一般的に販売されている水槽の規格というのは45cm、60cm、90cm、120cmです。それぞれの水槽に満タンに水を入れると下のような重さになります。

水槽サイズ(cm)幅×奥×高(cm)重さ(kg)
4545×27×3036.45
6060×30×3664.80
9090×45×45182.25
120120×45×45243.00

この重さに十分に耐えられる強度のある床が必要です。そして傾きのない水平な床を水槽の設置場所として選びます。

さらに直射日光のあたらない場所にしましょう。太陽の光というのはライトの光に比べてものすごくエネルギーが高く、光合成で増えるコケが水槽内にあっという間に生えてしまい見栄えも悪くなるし掃除も非常に大変になってしまいます。

さらに言えば、一日を通して気温差が小さい場所がおすすめです。水温の急な変化は魚の体調を崩しやすくしてしまうからです。

水槽を置く場所の条件
  • 水槽の重さに十分に耐えられる強度のある床
  • 傾きのない床
  • 直射日光の当たらない場所
  • 一日を通して気温差が小さい場所

2.水槽を置く

水槽の設置場所が決まったら、水槽台を置いてその上に水槽を置きます。

上の表で書いたように水槽は幅が45cm、60cm、90cmのものが一般的ですが、奥行きが表のものより狭い水槽が売っています。商品名に『スリム』などと付いていると奥行が通常よりも狭いタイプとなっているので水槽を選ぶ際はご注意ください。

3.砂利やアクセサリーを置く

次に砂利やアクセサリーを置きます。入れる前にザルやバケツを使ってよく洗ってから入れましょう。ただし、砂利とは違いソイル(土)の場合は洗わずに袋からそのまま出して敷き詰めます。下のような洗わなくても良くてコケを抑えてくれる便利な砂利もあります。

水草を植えたいなら厚めに敷きます。(3~5cmくらい)初めての時は思ったより大量なのでちょっとビクビクしちゃうかも。

ちょっとしたコツとしては、砂利やソイルは手前を薄く、奥を厚くして少し傾斜をつけてやると水槽内が立体的になって見栄えが良くなります。(でも、真っ平らでも全く問題ないですよ)

4.器具を取り付ける

ライト(照明)、ろ過装置、水温計、ヒーター、サーモスタッドなどの器具を取り付けます。(※まだ電源は入れません)取り付ける順番は特にありません。

初心者の方で注意してほしいのはヒーターは必ずサーモスタッドと接続して使うということです。またはサーモスタッド内蔵型のヒーターを使います。サーモスタッドとは設定した温度になるようにヒーターのスイッチを自動的にON/OFFしてくれる器具です。サーモスタッドがなくヒーターのみだと水温が上昇し続け、お湯になってしまいますので注意しましょう。

水槽とライトとろ過槽、水温計はセットで売っている物が多くあります。ヒーターとサーモスタッドは別売りのものが多いです。

おすすめ!

ヒーターは下のようなサーモスタッド内臓型(一体型)がおすすめ。

ヒーター選びのコツは、余裕を持ったワット数のものを選ぶこと。60cm水槽であれば60cm水槽用または90cm水槽用のヒーターを使用すること。間違っても節約のためなどと言って小さ目を選ばないことです。例えば、60cm水槽なのに45cm水槽用のヒーターを使うと常に水温を上げようとヒーターが稼働してしまうため、かえって電気料がかかってしまいます。それよりも大き目のワット数のもので短時間でブワッと水温を上昇させた方が効率が良く電気代の節約につながりますし、水温も安定するので魚の健康にも良いです。

それから初心者が意外と知らないのはいわゆる『ブクブク(泡)』についてです。水槽にはブクブクが必ず必要というイメージがありますが、ブクブクは必ずしも必要ではありません。必要な酸素はろ過槽が水を循環する中で十分に供給されます。

5.水を入れる

器具の設置が終わったら水を入れます。水草を植えるのであれば水を注ぐ前に植えてしまったほうが楽です。ドバドバと注ぐとセットした砂利が崩れたり、植えた水草が抜けてしまうので手を添えたりお皿を置いてそこに徐々に水を注いでいきます。

6.器具の電源を入れる

水を水槽に溜めてからやっと器具の電源を入れます。電源を入れる前にコード類が濡れていないか、手が濡れていないかしっかり確かめてください。

器具のコードは必ず水面より高い位置に置いてください。何らかの理由で水槽の水がコードを伝ってしたたり落ちた場合、漏電し、最悪の場合は火災の可能性も考えられますので十分に注意してください。

7.水を循環させる

最後にろ過器を稼働させて水を循環させます。最初は濁っている場合もありますが数日でクリアになります。さらに2週間ほど水を循環させてから魚を放すようにしましょう。

2週間ほど循環させる理由は水槽内(主にろ過槽内)にバクテリアを繁殖させるためです。バクテリアは水の浄化に必要な目に見えない微生物で、これがいないと魚は体調を崩してしまいます。バクテリアは水を循環させていると自然に増殖します。2週間待てない場合はバクテリア添加剤も販売してるのでこれを添加するとよいです。



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初めての熱帯魚飼育 ~餌やり編~

餌やりのコツはたくさんやり過ぎないことです。これに限ります。初心者の方はどのくらいがちょいどよい餌の量なのかわかりませんので必ずと言っていいほど与え過ぎてしまいます。餌を与えすぎるとすぐに水が汚れてしまい、魚が病気になってしまいます。また、餌を与えすぎると水が汚れますのでその分、掃除をする手間も増えてしまい良いことはありません。

一度に大量の餌を与えず、少なく回数を分けて与えるようにしましょう。通常の餌であれば、餌を与えて3分以内に食べ終える量でいいと思います。初心者の方には「少ない」と感じると思います。3分経っても水面に浮いていたり、底に残っているようであれば与え過ぎです。

そして3分以内に食べ切る量を数回に分けて与えるようにします。具体的には魚の種類や大きさによりますが、3分程で食べ切れる量を1日に3~5回くらい与えればよいでしょう。それで数日~数週間様子を見て体が太ってきたらさらに量を減らしたり、細くなってきたら量を増やすように与える量を調整していきましょう。

初めての熱帯魚飼育 ~掃除編~

ろ過槽と水の汚れのバランスが釣り合っていれば掃除は必要ありません。ですがこれは理想であって、まず初心者には無理です。そこで大切なのがお掃除と水替えです。コケ掃除と水替えは魚を水槽から移動させずにそのままやってしまって構いません

コケ掃除

コケ掃除は水替えの時に一緒にやってしまいましょう。水を捨てる前にガラス面や器具類についたコケをこすって落とします。こする時はろ過材として売っているウールマットを使うとガラス面や器具類が傷つかず安全です。

腕を水に突っ込んでゴシゴシ掃除するのが一番きれいで早くできますが、どうしても手を突っ込みたくないという方は専用のお掃除器具があるのでご活用ください。

水替え

水替えは1~2週間に1度、水槽の水の3分の1程度を取り換えるようにします。多くても2分の1くらいにします。一気に大量の水を入れ替えると水質が急に変わってしまい逆に魚によくありません。

汚れは砂利の中に溜まるので、水を捨てる時に砂利の中の汚れも一緒に排出するようにします。このときに便利なのが下の専用のホースです。

入れ替える水は水槽の水と同じくらいの温度、または少し高いくらい(~+5℃)の温度のものを用意します。低いよりは高いほうが良いです。

また、水道水にはカルキ(塩素)が含まれているのでカルキ抜きを添加しておくと無難です。汲み置きの水の場合はカルキは自然に抜けるのでカルキ抜きの必要はありません。

以上で初めての熱帯魚の飼い方(飼育用品)についての説明を終わります。本当はもっと細々としたものも必要になることもありますが、まずはこれだけあれば十分に飼育することが可能です。

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