言うまでもなくペットは生き物です。生きるものはいつかは必ず死んでしまいます。ペットを飼うということは、「いずれ死んでしまう、死んだあとの処置もしてあげる」ということも考えておかなければなりません。とても悲しいことではありますが、飼い主として最後までしっかり面倒を見てあげましょう。
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ハムスターが死んでしまった場合はどうしたらいい?
もし、なんらかの原因でハムスターが死んでしまった場合には、悔いの残らないよう供養をしてあげたいものです。きちんと供養をしてあげるためにもしておかなければならない事があるので事前に知っておきましょう。
家族が揃うまで待つなど、すぐに埋葬しない場合
保冷材を体にあて腐敗を防ぎます。たとえば、家族全員でお別れをしてから供養をしたいという場合には、この方法で腐敗の進行を防いであげましょう。保冷材は溶けると水滴が発生するので、保冷剤を薄いタオルで包んだり、こまめに交換してあげましょう。
多頭飼いしている中で、病気で死んでしまった子がいた場合
悲しい気持ちを抑えてまず先にしておくべき事があります。もし、下痢、脱毛など伝染が考えられる症状があった場合は、ケージを丸洗いし消毒をしたり、チップ、飲み水をすべてを新しいものに交換します。ボトルなど煮沸消毒できるものはしてあげます。トイレのトレーは念の為、買い替えをすると安心です。病気の原因や感染源が分からない場合には、他のハムスターに伝染していないか、一匹ずつしっかりと確認してあげましょう。
低体温症が原因と考えられる場合
複数で飼っていても一匹だけが死んでしまった、ということもあります。複数で飼っている場合でも、体の大きさや脂肪の付き具合、仲間と寄り添って眠るかなどのことから差が生じてしまいます。また、ヒーターを設置していても、縄張りの兼ね合いでいつも同じハムスターだけがヒーターを使えていないということもあります。
遺されたハムスター達が同じ状態になってしまわないように、ケージの置き場所、ヒーターの設置、空調管理を早急に見直して対処してあげましょう。
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土に埋葬するならどうのような方法で行えばいい?
大切に飼っていたハムスターが死んでしまった場合には、埋葬という事も考えてあげましょう。庭など「土」に埋葬する場合には、箱などに入れずそのままで埋葬してあげましょう。土の深さは15~20cmほどと深めに掘ることで、野良猫などの被害を受ける事もなく、安眠できるでしょう。
埋葬するときは、花やチップなど土にかえるものであれば一緒に埋葬してあげてもいいですが、餌やチーズ、オヤツなどは一緒に埋葬する事で他の動物に臭いを感知され、掘り起こされてしまう原因にもなるので控えましょう。
ペット専用の葬儀業者へお願いするという選択肢も
最近は、ペットの供養、葬儀を請け負う葬儀業者の中で「ハムスター」の葬儀を請け負う業者もいます。費用は掛かるものの「お骨」の状態にしてもらえるので、マンションなどで埋葬が難しい場合には、供養の方法のひとつとして考えてみてはどうでしょうか。評判のいいところも多いようですので、しっかりと供養をしてあげたいという方は利用してみてはいかがでしょうか。
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