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アカアシリクガメ003
出典:https://en.wikipedia.org/

今回は、黒地の甲羅に赤が映えるアカアシガメについてです。名前の通り、足に赤い模様が入り、頭、甲羅にも赤い模様が入ります。リクガメの中では飼育環境に高い湿度が要求される「多湿系」のリクガメさんです。

個人的に最も好きなリクガメで、爬虫類ショップにいた甲長30㎝以上のド迫力の個体を見た時から、いつか飼いたい!と思っていました。そんなアカアシガメの魅力をお伝えしていきたいと思います。



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アカアシガメとは?

アカアシリクガメ005
出典:https://www.flickr.com/

日本に流通するアカアシガメは、簡単に言いますと大型タイプと小型タイプに分かれます。大型タイプは甲長30cm以上、小型タイプは甲長20㎝程度と言われています。小型タイプのアカアシガメは「チェリーヘッド」と呼ばれて流通していますが、「チェリーヘッド」として購入した個体でも甲長30㎝になったという例もありますので、ご注意ください!日本の住宅事情から、小型タイプの方が人気があるようです。

アカアシガメは、ヘルマリクガメやギリシャリクガメよりも細長い体形で、上から見るとヒョウタン状と言われています。黒い甲羅に赤い模様、そして赤い足と頭、成長した個体はとても迫力があります。アカアシガメとよく似た種類でキアシガメという種類がいますが、キアシガメはアカアシガメよりも大きくなり、アカアシガメほどの派手さはありません。キアシガメもとても魅力的な種類なのですが、マニアック過ぎるのか、ショップでもあまり見かけません…。

アカアシガメのベビーの場合、2万円前後から購入出来るショップが多いです。アカアシガメの中でも、チェリーヘッドや赤の面積が広い個体は高価になります。どの種類にも言えますが、綺麗な個体や個性的な個体は高価で取引されますね!

アカアシガメの飼育方法

アカアシガメ004
出典:http://opencage.info/

アカアシガメは、多湿系のリクガメですので、ギリシャリクガメと同じ環境で飼育することは出来ません。自然下では、湿度の高いジメジメした森林などで生息しているようです。そのような生息地をイメージして飼育環境を整えてあげましょう。

ギリシャリクガメなどの乾燥系のリクガメの場合、ケージに新聞紙を敷いている方もいらっしゃるかもしれません。乾燥系のリクガメはそれでも良いのですが、多湿系のアカアシガメの場合、湿度を保てるようなバークチップなどの床材がお勧めです。

湿気を好むためか、水浴びも好きな個体が多いので、水場を広めにとってあげると良いかと思います。水場でひっくり返って溺れないように、浅めの容器を使用しましょう。

自然下では、植物だけではなく、動物の死骸やかたつむりなども食べているようです。飼育下では、そういった高蛋白なものは控えめに!



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アカアシガメ飼育の注意点

アカアシガメ002
出典:https://ja.wikipedia.org/

やはりアカアシガメは多湿系なので、湿度を保ってあげることが最大の飼育ポイントになるかと思います。ヒーターやライトなどの保温器具を使っているとケージ内は乾燥しやすくなります。乾燥した状態が続いてしまいますと、餌食いが悪くなる、甲羅や皮膚の状態が悪くなる、と言った事態に陥ります。毎日湿度計でチェックや水撒きを怠らないようにしましょう!

飼育下のアカアシガメは甲羅が凹ついている個体が多くいます。これは、湿度が足りない、栄養の摂り過ぎによる急成長、などが原因と言われています。自然下のアカアシガメは、一日中餌を求めてウロウロしている中で動物の死骸にありついているはずです。飼育下ではどうしてもケージの広さは限度がありますので、消費カロリーは少なくなってしまいます。飼育下で摂取した栄養は運動で消費するのではなく、成長のために費やされる形になりますので、与える餌の質や量は飼い主が調整してあげる必要がありますね!

 

アカアシガメ001

こちらは駐車場で日光浴をするアカアシガメ。グレナディーン諸島出身らしいです。甲羅がぼこつかないように、野菜しかあげていません!

 

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