ヘルマンリクガメ、ギリシャリクガメと並んで初心者の方にお勧めなリクガメが、ロシアリクガメです!
アフリカ出身のリクガメと違い、寒さにも強く丈夫なリクガメです。ロシアリクガメは、夏は暑く冬は寒い地域に住んでいるリクガメなので、日本の気候に最も合うリクガメの1つです。
ちなみに、ロシアリクガメには他に「ヨツユビリクガメ」、「ホルスフィールドリクガメ」といった3つの呼び方があります。今回は、ロシアリクガメで統一していきたいと思います。
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ロシアリクガメはまるで真ん丸なメロンパン!
出典:http://russian-tortoise.seesaa.net/
日本で流通するロシアリクガメは、主に2種類います。爬虫類ショップなどのリクガメに強いお店では、「ホルス」、「アフガンホルス」、と呼ばれ区別されることが多いです。前者の「ホルス」が一般的なロシアリクガメです。「アフガンホルス」は少々レアで、見かけることは少ないです。
ロシアリクガメは、丸っこくて可愛らしく、メロンパンと言われることがあるほどです。上から見ると甲羅は○に近く、リクガメ界で最も丸いと言っても過言ではないでしょう。
ベビーで1万円前後で購入出来るショップが多く、安価な部類に入ります。総合ペットショップの場合、安価であるがゆえに粗雑に扱われることがあります。安いリクガメには魅力が少なく、高いリクガメには魅力が多い、というわけでは全くありませんよ!
ロシアリクガメの飼育方法(飼い方)
ロシアリクガメは一般的なリクガメの飼育方法で問題ありません。個体のサイズに合った水槽や爬虫類ケージに床材を敷き、水皿、餌皿、紫外線ライト、保温器具などがあれば充分です。屋外で飼育することも可能です。その際は、穴を掘って脱走することがあるようなので、ブロック塀で飼育スペースを囲うなどの簡易なものは危険です!プラ船を使うなど、しっかり環境を整えてあげましょう。
自然界のロシアリクガメでは数メートルの穴を掘って暮らしているそうです。ですからケージの中でガリガリ掘るようなすぐさをすることが多く、床材は体がすっぽり隠れるくらい厚めに敷いて潜れるようにしてあげると安心するでしょう。
ロシアリクガメは通年屋外で飼育することも可能ですが、冬眠が必要になります。冬眠はベテランの飼育者さんでも失敗して死なせてしまうこともあるほどなので、基本的にはやらない方が良いでしょう。通年屋内にするか、夏は屋外、冬は屋内、と言った形にするとよいです。
適温範囲は18~25℃、湿度は50%程度と乾燥気味の環境を好みます。高温多湿には弱いので日本の梅雨の時期などは注意してください。
寿命は20~25年と言われています。
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ロシアリクガメ飼育の注意点
出典:http://kanedaiichihara.blog.fc2.com/
ロシアリクガメは、環境に慣れてくれれば非常に丈夫なリクガメと言えます。日本の気候にも合い、寒さにも強いです。ですが、ロシアリクガメを飼い始めたら、その丈夫さに甘えてしまうと危険です!「まだ暖かいから保温器具はいらないかな?」と油断していると、消化不良を起こしたり、呼吸器症状が見られることがあります。
ロシアリクガメは自然下では厳しい環境で生きていますが、飼育下であえて厳しい環境を提供する必要は無いでしょう。飼育下では食餌量、運動量、ストレスなど、自然とは全く状況が違います。ロシアリクガメが快適に過ごせる環境を提供してあげるのが飼い主さんの務めですね。
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